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2008年5月12日 (月)

2008/05/12 「一瞬で自分を変える法」

「一瞬で自分を変える法」という本がベストセラーになって久しいです。訳本ですが、最高に売れただけあって興味深いです。

その中に「ラポール」の項目があります。


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p.158
二人はラポール(信頼関係、人と人との心のつながり)という同じ基盤の上に立っている。ラポールは他人の世界に入り込む能力であり、「二人の間に強い理解、共通する絆がある」と相手に思わせることでもある。また、成功へと導くコミュニケーションの本質である。

 (中略)

しかし、普通、「魅力を感じる相手」とは、自分と似たところがありながら、個性的な人である。

あなたの意見にことごとく反論し、興味の対象も違い、あなたが眠っている時に起き、起きている時に眠っている人とは、うまくやっていけないものだ。

好意を持つ相手は、自分に似た人であることが多い。

なんの共通点もない人同士が集まってクラブをつくることがあるだろうか、とんでもない。

集団をつくるのは、退役軍人や切手収集か、野球カードコレクターのように、共通点を持ち、ラポールのある人たちだ。

何かの大会に行くとよくわかる。知らないもの同士が、その場でどんどん友だちの輪を広げて行く。
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今年は信頼関係の厚い2008年になると、みんな幸せな年になれるのではないでしょうか。

私が今までビジネスマンとして長きに渡ってやってきましたが、その中で最も尊敬できる上司がいて、こう言いました。

「部下を本当に信頼することが大事なんだ。それはなぜか。考えてごらん。

みんな家族を持って、あるいはこれから家族をつくって一人じゃなくなる。上司というものは、その部下一人を背負っているのではない。部下の家族すべてを背負っているんだ。

家族すべて・・・君も背負っていくことになるのだから、せめて直近の部下、同僚を心から大事にしなさい。

君が心から大事にしたら、みんなにその気持ちが絶対に伝わるぞ。

そして、みんなから大事にされるかもしれないぞ。

でも自分のためにそれをするんじゃない。みんなのためにそれをするんだ。

みんな一生懸命に仕事しているだろ。寝ている奴がこの中にいるか?

いないだろ。家族にお給料を持っていくために働いているんだ。

実際に居眠りしていないんだから、少しは仕事をしようと思っている奴らがここに集まっている。

信頼すれば、それがみんな分かって、うまくいくんだから。」


私はこの言葉を多分、一生忘れないと思います。

部下を疑心暗鬼になっているだけでは、幾ら本人が仕事が出来ても本物ではないらしい。

絶対的に信頼して、組織をより良いものにしていかなければ歯車が回らないという話です。

その上司は、優秀な部下が出てきたら、その時、自分はその部下の下で仕事をしても良いと思っているとまで常々、言っていました。

今の時代、自分の地位を守るために部下に嫌がらせをする上司が多い中、変なプライドなんてない、凄い人がいるものだとその時に思いました。

「パワハラなんてするやつの顔が見たい」と言っている上司がパワハラをしている時代ですよ、今。

住んでいる世界が違うというのか、その上司は周囲から「あの人だけは超越している」なんて言われている。一人のビジネスマンとして尊敬されている。

酒の席でも普通は上司というものは酒の肴になるのが関の山だけど、その上司のことは酒の席で、なんと褒め称えている!・・・
(嗚呼、なんてこと。素晴らしいではないですか。)

生きるということは時々、哲学を思わせる情景があるのだけれども、私はもっとシンプルに人間らしく生きることの大切さを学んでいるような気がします。

世の中、素晴らしい人もいるものです。

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