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2007年10月10日 (水)

長崎紀行(?)平和公園にて



3度目の長崎は晴天で、何もかもを受け入れてくれそうな青空が逆に私の心を揺さぶりました。

とうとう原爆落下地点に行ってみる。

長崎は海と山に囲まれていて平地がすごく少ないのですが、この爆心地も例外にもれず、山に挟まれ谷状になっています。

そのおかげで広島よりも被害範囲が小さく済んだらしいのですが実は原爆の威力そのものは広島の2倍だったといいます。

かつてU2のボノは広島の原爆資料を見て、強烈な印象を受けて「アンフォーゲッタブル・ファイア」という曲を書いたそうです。

とても暗くて冷たい感覚を覚える一曲です。決して熱っぽさがないところが逆に不気味でこの原爆の恐ろしさを語っているようにも思えたものです。

核兵器の攻撃を実際に受け、被害を体験している場所はこの地球上に2ヶ所しかありません。

その2ヶ所がどちらも日本にあり、そのうちの1ヶ所が長崎です。

ここにとうとう来てしまいました。

この平和公園というなんとも皮肉めいた名前の公園は緑鮮やかでした。


長崎に来たからには行くのは当然。

むしろ世界中から訪れて欲しいと思うのが、

原爆跡地である平和公園。ここは実は刑務所が立っていた所だったのです。
刑務所の跡がありました。刑務所にいた150名あまりの方は即死だったそうです。

しかもここの上空で原爆が爆発したというのは数年たってようやく分かったというのはとても意外なことでした。要するに原爆のものすごい爆発時の光の影をたどると
逆に計算してここが発信地だということが明確に分かったそうです。

平和公園にある「平和の泉」の石碑に書かれている文字を読みました。

「のどが乾いてたまりませんでした。
水にはあぶらのようなものが一面に浮いていました。
どうしても水が欲しくて
とうとう油の浮いたまま飲みました。」


私は様々な思いでこの平和公園を歩きました。

平和のこと、被爆者の方たちのこと、被爆者の家族の方たちのこと、そもそも戦争が起こった本当の理由っていったい何だったのか・・・。

振り返って我が身を考えるに、今、この国は少し幸せ過ぎやしないかと、この長崎や広島の方々の残酷な境遇を耐え忍んだ上に築かれた砂上の国家ではないか、とまた
思うのでした。


平和公園の訪問は私にとっては絵空事でない現実の強烈な体験でした。


どれだけ私たちは幸せな世の中を送っているのでしょうか。
その「幸せ」は本当の幸せなのでしょうか。

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